4月15日 県外工人さんのためにできること
「津軽塗の上にいるって、なんだか浮気してる気分だな」
津軽こけしプロジェクト第1段、「チャリティーこけし」は私たちにとっては予想をはるかに超える大成功です。本当にみなさまのおかげです。
ゆっくりですが、発送も始めました。本日第1部隊が旅立ちました(たった9人分ですが…)。
(岩手・宮城・福島はメール便がまだ使えないそうなので、かなり後発になってしまいます。)
義援金も、店売り分などと合わせて15万円以上。今、どうしたらこの‘みなさまの気持ち’を一番必要とされるかたちで伝えられるものか、模索しております。
ただ「寄付しておしまい」ではなく、きちんと、苦しんでいる方のもとへどうにかして届けられるように……。
さて、義援金の行き先ももちろんですが、今、もうひとつ一生懸命悩んでいることがあります。津軽こけし館や津軽の工人さん達は、みなさまのおかげで、少しでも前に進むことができました。東北の中でもかなり被害は軽微です。
ですが、先日ツイッターを見ていたら被害の大きな地域では「廃業を決めた工人さんがいる」
という悲しい情報が流れていました。
チャリティーこけしを申し込んでくれたみなさまからのメールの多くに「東北が大好き」というメッセージがありました。
こけしのふるさと、東北を愛する気持ち。
その気持ちを津軽だけがいただいてちゃいけないわけです。
みなさんにお願いです。
教えてください。
『県外の工人さんたちのために津軽こけし館ができることってなんでしょうか?』
津軽こけしプロジェクト第2段のテーマです。
次は、東北を愛するみなさまの声をお聞きしながら、みんなで何かに取り組んでいきたいです。
本当は県外工人さんのこけしをたくさん仕入れてあげることができれば良いのでしょうが、悔しいことに、当館にも金銭的余裕はありません。
そしてまた、他のこけしの産地と遠く離れた津軽です。
まず他県の工人さんたちの様子が全然わからないんです。
何を必要としているのか、何に困っているのか……。
そんな情報でも良いです。
どんな小さな情報でも、教えてほしいです。
そしてどんな小さなアイディアのかけらでも良いので教えて欲しいです。
みなさんも情報、きっと知りたいはずです。
できるだけ公開メッセージで、コメント欄に書きこんでいただきたいのです…!
津軽こけしプロジェクト第2段
「津軽から東北へ」
まずは情報掲示板として!
私たちにできることを教えてください!!!
【本日のこけし】~県外工人さん編~
鈴木征一工人作(肘折系) 2170円