3月12日 さいしゅっぱつ!

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  『津軽・土湯‘モモこ’プロジェクト』についてはコチラから
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「どうした?浮かない顔して・・・・・・」
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「えぇ・・・・・・久しぶりすぎて不安と緊張が・・・・・・」

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「大丈夫だから前をみなさい」
「え、ええ・・・・・・。」







悲しい震災から昨日で1年が経ちましたね。

昨日、私はブログを書くことができませんでした。
忙しかったとか疲れていたとかではなく、ブログを書こうとパソコンに向かってはいたのですが、どんな言葉を綴ればよいのか全然分かりませんでした。


モモこプロジェクトの告知や、岩手沿岸を走ってきたときにはあーだこーだ言ったくせに、昨日はなんだか「3月11日」という大きな壁が私の前にはありました。その壁の向こうには、一生かかっても私には感じることができない大きな大きな傷みがあるのだと思います。

どうしたって分かりきってあげることができない被災地のみなさんの苦しさを前に、私はどんな言葉を発するべきなのか、むしろ何か声を発して良いものなのか、悩んで悩んで、何か書いては消し、書いては消し、の繰り返しで、けっきょくブログを書くことが出来ませんでした。



昨日は馬車運行をすること事態にもためらいを感じ、準備をしているときにいろんな葛藤があり、久しぶりに泣きました。各地で追悼の式典が行われている中、のんきに馬車なんかやってて良いものか・・・・・・。3月11日を迎えるということがこんなにも苦しいものだとは思いもしませんでした。


でも・・・・・・。


昨日は素敵なお客様たちに恵まれ、心から「馬車やってよかった」と思いました。
葛藤の中の馬車運行だったのですが、「頑張ってね」「寒い中ご苦労様」と、たくさんの方に声をかけてもらい、馬車に乗った人には「楽しかったよ」「また来るね」と言ってもらえました。


小さな子供が一生懸命に馬を触ろうと手を伸ばしたり、そんな子供の姿を幸せそうに見守るお母さんがいたり。


こけし旅で宮城から来るたびに馬車の方にも顔を出してくださるお二人が、昨日もご乗車くださいました。なんだかすごく救われました。


3月11日という苦しみ、恐怖は、私にはとうてい分かるものではありません。だから気持ちが落ちていたのですが、だからこそ、私は元気を届けられるようなことをしていなきゃいけなかったのかな、と、今になって思います。


苦しみを分かりきってあげることができないのなら、せめて少しでも楽しみと癒しを・・・。




だから今日からまた、元気にこけし達の会話をお届けしようと思います。
私にできることは、これ。これしかない。






店長も昨日ブログで紹介していましたが、土湯温泉観光協会さんの昨日のブログ、もしまだ見ていない方がいらっしゃったら、ぜひ見ていただきたいです。


私達の何倍も何倍も苦しい思いをされているでしょうに、ずっとずっと前向きに元気に頑張ってます。


元気で負けてどうすんだ、私!!!!!






さぁ、モモこプロジェクト、昨日から受付開始しております。こけしの産地はこけしが救うんです!
初日からたくさんのお申し込みをいただきました。本当にありがとうございます。

嬉しいのが、「初津軽こけし」や「初土湯こけし」という声。一つのきっかけになれたこと、すごく嬉しく思います。



そしてまた、ひなこけし展も20日まで開催しておりますので、春を告げるかわいいおひな様達をどうぞ見に来てくださいませ(そろそろ恒例の悪あがき大作戦も始めなきゃいけないかもしれません)。



正直に言います。
大雪のせいで、おひなさまの売り上げが去年より40万円くらい落ち込んでます!苦笑

ひなこけし展では一番頼りにしている地元のお客さんたちが雪かきで忙しすぎて全然来てくれません。
次に頼りにしているツアーのお客さん達も、必死に呼びかけているのですが、雪のせいで伝承工芸館からこけし館までのほんのちょっとの距離に足を伸ばしてくれません(雪の壁でこけし館が見えないんです)。



やばいぞやばいぞ。



ということで、今日からまた元気に必死に頑張ります!!!!!
どうぞよろしくお願いいたします!






【本日のひなこけし】~県外工人さん編~
志田菊宏工人作(山形系) 5000円

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by tsugaru-kokeshi | 2012-03-12 16:27 | ひなこけし展